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料理撮影コース
《プライベートレッスン:150,000円+消費税/8時間×2日:撮影食材費込み》
実はプロのカメラマンでも正解がわからない人が多い、料理撮影のライティング。
プロの商業カメラマンや料理カメラマンを目指す人を対象に、スタジオで撮るがっちりとした商業撮影用の料理ライティングから、少数のストロボで撮るロケ先での簡易料理ライティングまで、様々なシチュエーションに合った料理ライティングの撮り方と考え方をお伝えします。
明るい写真・朝日のような写真・暗い雰囲気の写真・カフェのような写真など、クライアントが求めるテーマやシーンに合わせた、様々な写真表現を求められる料理ライティング。
それを実現するために、
『どうすればそのようなライティングになるのか?』
『どの位置のどの角度から光を打てばそうなるのか?』
『そもそもどういった考えを持ってそのライティングにするのか?』
ということを、本物のプロの料理カメラマンが料理撮影で使用する料理撮影特有の撮影機材なども余すことなく伝授し、置く位置や多灯の配置など、撮り方別・シーン別にライティング理論を講義することで、どんな撮影案件にも対応が出来るように伝授します。
また、ライティングだけではない、料理の置き方や見せ方、カメラアングルの考え方など、料理撮影全てに特化したストロボライティングアカデミー独自の授業内容となっております。
『インスタ映えする写真』といったような、主題である料理を無視した写真ではなく、クライアントの料理をそのまま美味しそうに撮る、正攻法の商業料理写真の撮り方をお伝えすることで、どんなクライアントのどんな内容の料理撮影にも対応ができ、企業様から個人店舗様まで、あらゆる会社様の料理撮影に対応することが出来ます。
このクラスは簡易的な料理撮影でなく、プロの商業カメラマンやプロの料理カメラマンとしての活動を目指している方で、これからクリップオンストロボではなく、ジェネレーターストロボやモノブロックストロボのような大型のストロボを使って撮影していきたいと考えている方に向けた授業です(もちろんクリップオンストロボでの代用撮影も可能です)。
料理撮影後は、明るさ調整や色調補正はもちろん、Photoshopでの汚れ取りやゴミ取りなどのレタッチ方法はもちろん、レイヤーを使った分補正や画像合成なども含めた、料理撮影における画像処理全般を講義。
このレッスンは座学でライティング理論を伝え、実際に料理を撮り、Photoshopで料理撮影に必要な全てのレタッチワークを講義し、納品データの作成方法までを教える、プロの商業カメラマン/料理カメラマンを目指す方に向けたコースです。
【こんな人におすすめ】
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他の講師やカメラマンに料理撮影のライティングの仕方を習ったけど何か違う気がする方
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YouTubeや雑誌などを見て独学でやっていて本物の知識を身に付けたいと思っている方
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正しい料理撮影の仕方とライティングを学びたい方
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料理撮影の正解・不正解、ライティングの正解・不正解を知りたい方
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プロの料理カメラマンとして活動していく上で本当の知識と技術を得たい方
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今の自分の料理ライティングを改善したいと思っている方
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クリップオンで撮影する、料理取材の時の簡易ライティングの組み方も学びたい方
【授業のながれ】
初日は座学から始まり、ストロボライティングの基礎の部分から、ストロボライティングにおける露出の相関関係、料理撮影のライティング論、多灯ライティングのライティング論などを講義します。
後半では、真俯瞰撮影における撮り方をお教えし、真俯瞰撮影においての正しいストロボを置く位置や角度など、実際の料理を使って真俯瞰撮影ライティングの講義をします。
2日目は1日目の振り返りをしたあと、斜俯瞰撮影の状況に応じたライティングの正解を講義します。
その後、いろんなシチュエーションのライティングを講師のアドバイスとレクチャーを受けながら、受講者の方に様々なシーンの料理撮影を実際に行っていただき、授業で習ったことを実践し体感してもらいます。
料理撮影後は、料理撮影に必要なレタッチ(Photoshop)と納品データの作り方をお教えします。
【タイムスケジュールと授業内容】
《1日目》
◆10:00〜12:30
【ストロボライティング基礎講座】
◦ストロボライティングをするために必要な露出決定の相関関係を学ぶ
◦料理撮影における3種類の撮影方法(斜俯瞰・イメージ・真俯瞰)とそれぞれのライティング理論を学ぶ
◦テーマや使用用途に応じた料理撮影の正解を知る
◦正しいストロボを置く位置と高さの理論を学ぶ
◦正しい光の特徴と選択を理解する
◦料理撮影における2灯ライティングの正しい理論と配置の考え方
<お昼30分挟む>
◆13:00〜15:00
【料理撮影のライティング講座①】
◦ジェネレーターストロボ、モノブロックストロボの使い方
◦トレペやユポを使ったディフューザーの使い方とセッティングの仕方
◦スヌート・グリッド・ライトカッターなどを使った時の光の特徴を学ぶ
◦ライティングアクセサリーを使った代替えのライティングアイデア
◦本当のプロの料理カメラマンは使わないライティングアクセサリーを知る
◦シャドーコントロールの方法
◦露出の取り方と露出バランスを学ぶ
◦ストロボライティングにおける料理撮影の絞りの考え方
◦スタジオ撮影機材の名称と使い方
◆15:00〜17:00
【実際に料理を撮って撮影とライティングの実践①】
◦真俯瞰撮影のライティング
◆17:00〜18:00
【質疑応答】
◦1日目のまとめと質問コーナー
《2日目》
◆10:00〜11:00
【料理撮影のライティング講座②】
◦1日目の振り返り
◦状況に応じた料理撮影の正解を知る
◆11:00〜13:00
【実際に料理を撮って撮影とライティングの実践②】
◦明るいイメージのライティングの実践
◦朝っぽい光のライティングの実践
◦夏の光のライティングの実践
<お昼30分挟む>
◆13:30〜16:00
【実際に料理を撮って撮影とライティングの実践③】
◦暗いイメージのライティングの実践
◦カフェのようなしっとりとしたライティングの実践
◦2面壁でのイメージカット
◆16:00〜17:00
【レタッチと納品データのワークフロー】
◦色調補正や明るさ調整など、納品に必要な画像処理の仕方
◦Photoshopによる色補正、汚れの消し方、画像処理の仕方、合成の仕方など、料理撮影に必要な画像処理とレタッチ
◦正しい現象の仕方と、正しい納品データの作り方
◆17:00〜18:00
【質疑応答】
◦まとめと振り返り&質問コーナー
【✨このコースで学べること】
◦プロの商業カメラマン/料理カメラマンとしての、料理撮影全般のストロボライティングとノウハウ
◦講師直伝の秘密のストロボライティング
◦クリップオン2灯で撮るロケやお部屋での簡易撮影方法とライティング
【⚠️このコースでは学べないこと】
※スタイリングは、プロの料理撮影の世界ではフードスタイリストの仕事でカメラマンの仕事ではないため、当スクールの授業では行っておりません。