class.5
雑貨・商品撮影コース
《プライベートレッスン:88,000円/8時間×2日》
商業カメラマンを目指す上で絶対に欠かすことの出来ない撮影が商品撮影、いわゆる『ブツ撮り』です。
このコースでは、撮影台の上で撮る様々な“物”の撮影の仕方とライティングの考え方を伝授し、様々な形状の、様々な特徴の商品の撮り方を講義します。
『その商品を撮るには、どの位置のどの角度にストロボを置いて光を打つのか?』
『そもそもどういった考えを持ってそういうライティングにするのか?』
靴やカバン、雑貨などの基本的な商品撮影のライティングはもちろん、光り物、映り込み物、真俯瞰撮影や瓶や透明パッケージのような透過光が必要な物まで、商品撮影における約8割のことをお教えします。
また、シーン撮影(イメージカット)のライティング論までお教えし、『このコースを受講すればほとんどの商品撮影が可能になる(※)』というところまでしっかりとお伝えします。
(※)商品撮影は、厳密に言えば商品一つ一つ形状や素材が違い、その都度ライティングが変わりますので、お教えしたライティングでは正しく撮れない例外の物が、私の経験上全体の約1割はあると思っています。そのため、ここでお教えするライティングは9割方の商品撮影が出来る内容ではありますが、商品の形状や素材などにより、また違ったライティングをしないといけないこともあります。もし特殊な商品のライティングの撮影をご希望がある方は事前にご相談ください。また、受講後にご自身で撮影している時に、そういった例外の商品が出てきましたら、いつでもご相談ください。場合によっては無料にて補講もいたします。
1回8時間の授業を2回に分けることで、撮影台での撮影・真俯瞰での撮影・透過光の撮影という3つの撮り方とライティングと共に、それぞれの角版撮影の考え方と撮影の仕方、切り抜き撮影の考え方と撮影の仕方、影イキ切り抜き撮影の考え方と撮影の仕方をお伝えすることで、どんなクライアントのどんな内容の商品撮影にも対応ができ、企業様から個人のお客様まで、あらゆる会社様の商品撮影にも対応が出来るように、20年来プロの商業カメラマンとして培ってきた本物の商品撮影の技術をお伝えします。
このクラスは簡易的な商品撮影でなく、プロの商業カメラマンとしての活動を目指している方で、ジェネレーターストロボやモノブロックストロボのような大型のストロボを使って撮影していきたいと考えている方に向けた授業です(もちろんクリップオンストロボでの代用撮影も可能ですので、ご希望であれば講義させていただきます)。
商品撮影後は、明るさ調整や色調補正はもちろん、Photoshopでの汚れ取りやゴミ取りなどのレタッチ方法はもちろん、レイヤーを使った分補正や画像合成なども含めた、商品撮影における画像処理全般を講義。
このレッスンは座学でライティング理論を伝え、実際に数種類の商品を撮り、Photoshopで商品撮影に必要な全てのレタッチワークを講義し、納品データの作成方法までを教える、プロの商業カメラマンを目指す方に向けたコースです。
【こんな人におすすめ】
-
他の講師やカメラマンに商品撮影のライティングの仕方を習ったけど何か違う気がする方
-
YouTubeや雑誌などを見て独学でやっていて本物の知識を身に付けたいと思っている方
-
正しい商品撮影の仕方とライティングを学びたい方
-
商品撮影の正解・不正解、ライティングの正解・不正解を知りたい方
-
プロの商業カメラマンとして活動していく上で本当の知識と技術を得たい方
-
今の自分の商品撮影のライティングを改善したいと思っている方
【授業のながれ】
初日は座学から始まり、ストロボライティングの基礎の部分から、ストロボライティングにおける露出の相関関係、商品撮影のライティング論などを講義します。
後半では、真俯瞰撮影における撮り方をお教えし、真俯瞰撮影においての正しいストロボを置く位置や角度など、実際の商品を使って真俯瞰撮影ライティングの講義をします。
2日目は1日目の振り返りをしたあと、斜俯瞰撮影の状況に応じた正解を講義します。
その後、講師のアドバイスとレクチャーを受けながら代表的な商品を実際に撮影していただき、授業で習ったことを実践し体感してもらいます。
商品撮影後は、商品撮影に必要なレタッチ(Photoshop)と納品データの作り方をお教えします。
【タイムスケジュールと授業内容】
《1日目》
◆10:00〜12:30
【ストロボライティング基礎講座】
◦ストロボライティングをするために必要な露出決定の相関関係を学ぶ
◦商品撮影における正しいライティング論を学ぶ
◦商品撮影における正しいストロボの置く位置と高さの理論を学ぶ
◦商品撮影における3種類の商品撮影方法(斜俯瞰・イメージ・真俯瞰)とそれぞれのライティング理論を学ぶ
◦商品に応じた様々な撮影方法を知る
<お昼30分挟む>
◆13:00〜15:00
【撮影機材の使い方とセッティング講座】
◦ジェネレーターストロボ、モノブロックストロボの使い方
◦トレペやユポを使ったディフューザーの使い方とセッティングの仕方
◦スタンドやセンチュリーなどスタジオ機材の名称と使い方
◦露出の取り方と露出バランスを学ぶ
◦商品撮影における絞りの考え方
◦その他のスタジオ撮影機材の名称と使い方
◆15:00〜17:30
【実際に商品を撮って撮影とライティングの実践①】
◦カバン・靴・雑貨など、基本的な商品撮影の仕方とライティングを学ぶ
◦ネックレスなど光り物のアクセサリーの商品撮影の仕方とライティングを学ぶ
◦時計の商品撮影の仕方とライティングを学ぶ
◦ステンレスのような映り込みのある商品撮影の仕方とライティングを学ぶ
◆17:30〜18:00
【質疑応答】
◦1日目のまとめと質問コーナー
《2日目》
◆10:00〜12:30
【実際に商品を撮って撮影とライティングの実践②】
◦イメージカット(シーン撮影)の仕方とライティングを学ぶ
<お昼30分挟む>
◆13:30〜16:30
【実際に商品を撮って撮影とライティングの実践③】
◦真俯瞰撮影の仕方とライティングを学ぶ
◦ビンの切り抜き撮影の仕方とライティングを学ぶ
◦透明パッケージの切り抜き撮影の仕方とライティングを学ぶ
◆16:30〜17:30
【レタッチと納品データのワークフロー】
◦色調補正や明るさ調整など、納品に必要な画像処理の仕方
◦Photoshopによる色補正、汚れの消し方、画像処理の仕方、合成の仕方など、商品撮影に必要な画像処理とレタッチ
◦正しい現象の仕方と、正しい納品データの作り方
◆17:30〜18:00
【質疑応答】
◦まとめと振り返り&質問コーナー
【✨このコースで学べること】
◦基本的な商品撮影はもちろん、光り物、映り込み物、透過光物など、商品撮影の約9割が撮れる商品撮影の仕方とストロボライティングのノウハウ
◦イメージカットの撮り方と考え方
◦角版・切り抜き・影イキ切り抜きなど、商品撮影ならではの撮影方法とそのライティングの考え方
【⚠️このコースでは学べないこと】
◦本文中にも書きましたが、商品撮影は同じカテゴリーの商品でも素材や形状により特別な撮影方法が必要な物がありますため、商品撮影に関しましては、『9割の物が撮影出来る』という内容になりますので、あらかじめご理解ください。
受講された方が授業で撮ったライティング写真の一部をご紹介
※たった1日の授業で、誰でもここまで撮影することが出来ます